SANWAオリジナル 糸魚川杉 内装加工材
ジオパークの街、糸魚川。豊富な自然資産に恵まれた私たちの故郷。
中でも森林資源は製材業から始まった三和にとって最も重要な財産です。
新築着工棟数の減少や輸入木材の流通により、杉材の構造材としての需要は厳しい状況に置かれています。
「この財産を守り、未来につなげたい」
そんな思いを込めて私たちは製品づくりに着手しました。
糸魚川の住宅には糸魚川の木を。
いつかそれが当たり前になる日を夢見てこれからも良質な製品を皆様にお届けします。
◆横剥ぎ板
柾目に木取りした杉材を長さ方向にジョイントせずに接着して仕上げたフリー板です。
赤・白身を贅沢に厳選したAグレード、赤白に多少黒身の混じったABグレード、黒身勝ちのBグレードなどの様々なラインナップをご用意しました。
用途に応じた使い分けで杉柾目ならではの質感をお楽しみ下さい。
◆集成材
横剥ぎ材の製作において製材・木取りの段階で生じた端材も無駄にすることなく柾目の集成材も製作しました。
こちらも通常見かける杢目の集成材とは一味違った味わいに仕上がりました。
◆フローリング材
杉の息吹を素足で感じる
そんな贅沢なひと時をもっと身近に感じて欲しい。
軟らかい樹種の為、傷が付きやすいという短所はあるもののオイルで仕上げた杉の心地よさは格別です。
ほのかに香る糸魚川杉が住む人とともに呼吸して時を重ねて行く。
そんな素敵な空間を創造するお役に立てたら幸いです。
格グレード共フラット・うづくりのご用意がありますが、生産工程により
在庫量が異なりますのでご用命の際にはお問い合わせ下さい。
未来を変えていくのは、温かなテクノロジー
ともすればハードの部分だけがクローズアップされる現代社会のテクノロジー。
しかし、そんな先端ばかりを追い求める技術がこれからの私たちの生活を本当に豊かにしてくれるでしょうか。
これからの技術思考の基準となるのは、人間も大きな自然の生態系の一部であるという考え方であり、その調和を保つために技術は使われるべきだというふうに私たちは考えています。
私たちが大切に培ってきた「木」を使った温かなテクノロジーを豊かな未来社会の創造にこれからも役立てていきたいと思います。
人にやさしい環境をつくりたい
日々増えていく人工的な環境。
私たちの体はそんな環境に無意識のうちに様々なストレスを受けています。
人を中心に考えるなら環境も、人=自然中心に考えるべきだと私たちは考えます。
「人間に最も近い素材“木”を中心にすえながら人に最適な環境を創りたい。」そんな熱い情熱に動かされ、住環境の様々な分野に私たちの活躍する場が拡がりつつあります。
将来展望
ますます多様化本質化するお客様のニーズに対応するため、これまでの業態の枠を超え幅広く住環境全般に
わたってさまざまな提案をしていける体制を整えつつあります。
また、環境問題をはじめ、一地域にとどまらないグローバルな視点が今後ますます要求されています。
そんな時代の声に的確に応えていける責任企業として社会に貢献していきます。